低解約返戻金型の保険と学資保険の違い - 学資保険・子ども保険の選び方、教育資金の貯め方ガイド

低解約返戻金型の保険と、学資保険の違い

教育資金の積み立てに適している保険はどっち?

低解約返戻金型の保険と学資保険、教育資金の積み立てで比較される両者ですが、
そもそも、2つの保険は何がどう違うのでしょうか・・?

二つの保険の仕組みと違いを簡単に説明してみます。

■学資保険の仕組み

これは、学資保険の仕組みを簡単な図にしたものです。

支払った保険料を使って、教育資金を積み立てています。
この積み立てたお金を、満期のタイミングで受取ります。

保険会社が預かった保険料を運用することで一定の利率がかかり、返ってくるお金が少し多くなっています。
 

■低解約返戻金型終身保険の仕組み

こちらは、低解約返戻金型終身保険を活用した学資プランの一例です。

保険料の支払いについては、学資保険と同じ条件です。
この保険には満期がなく、積み立てたお金は、解約時の「解約返戻金」という形でうけとります。

好きなタイミングで解約することができますが、 解約のタイミングによって、受取れる金額は変わります。

払込期間の途中で解約してしまうと、それまでに払った保険料より返ってくるお金は少なくなります。
逆に、この期間を過ぎると、受取るタイミングが遅いほど返ってくるお金は多くなります。

途中解約のリスクと、将来の自由度

払込の途中(=低解約返戻期間中)に解約してしまうと、返ってくる金額は学資保険の7割くらいになります。
「払込の途中で解約することなんてないだろう・・」と思っていても、10年以上の払込期間中ずっと、元本割れのリスクを負うことになります。

逆に、このリスクを許容できるのであれば、学資保険が満期で終了するのに対し、状況に応じて解約せずに利率をかけ続けられるというのは大きな魅力です。

契約者(親)の死亡保障を重視するなら低解約返戻金型の保険

子どもの教育資金を、確実に積み立てるための学資保険。
では、積み立てている契約者(親)に万が一のことがあった時の保障を見比べてみます。

■学資保険

上の図は一般的な学資保険を契約し、払込期間10年目で契約者が死亡してしまった場合です。

契約者の死亡以後は、保険料の払込が免除され、満期時には払込を完了した時と同じ満期学資金を受取れます。

■低解約返戻金型終身保険

こちらは低解約返戻金型終身保険で、同様のアクシデントがあった場合です。

そもそもが生命保険ですので、契約者死亡時には、死亡保険金がすぐに支払われます。
また、一般的な学資保険と比較すると受取れる保険金は、満期学資金の1.6倍ほどになります。

保障の厚さ・すぐに支払われる有用性といった点では、低解約返戻金型の保険が優れているといえます。

ただし、子どもを被保険者とした保障は、学資保険でなければ付加できません。必要な保障の選び方についてはこちらもぜひご覧ください。

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